音楽療法の日。朝から子ども達は、「音楽療法ある?」「何時?」と何度も聞いてきました。
先生が楽器の準備をしている間も、子ども達は先生を取り囲むようにさっさと座り、まだかまだかと待っていました。そこで予定より20分も早いスタートとなりました。
始まると、次々に見せてもらった珍しい楽器に思わず身を乗り出す男の子。それらを打ち鳴らす音や吹く音、擦る音を聞いて、ワクワクしてくる子ども達。
「この音を聴いて、どんな感じがしますか」と聞かれた子ども達は、音に合わせてくるくる回ったり、ジャンプしたり、腰をくにゃくにゃ振ったりして、思い思いの身体表現で応えました。続いてスローな曲が流れました。スローなテンポに合わせて身体を動かすことは、楽しさとともに運動能力の発達が期待できるそうです。
次は、先生の歌とキーボードに合わせて、それぞれが選んだ楽器で演奏開始です。一人一人が打ち鳴らす楽器の音色は、子どもの気持ちが素直に表れていて、先生が「心に刺さります」と表現されたほどでした。
楽しい音楽は心を落ち着かせ、豊かにしてくれます。子ども達だけでなく、職員も大いにハッピーなひと時でした。